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そのほか - 学部新4年向け情報

学部新4年向け情報

研究室概要

スケジュール

4月~6月 研究室配属,オリエンテーション,歓迎会,グループミーティング(週1),ゼミ(輪読)(週1),ソフトボール大会
7月~9月 プレリサーチプレゼンテーション,お疲れ様会,B3仮配属,夏季休暇(2W)
10月~12月 グループミーティング(週1),中間発表,忘年会
1月~3月 グループミーティング(週1),B3優先配属,学位論文提出,最終発表,追いコン,春季休暇
随時 個別ミーティング,学会発表,イベント

グループの雰囲気

アイディアを形に・・・「全く新しい装置を作る」ことは,装置本体を作るだけでなく,測定のための部品(冶具)や回路をも自作することになります。まずは手を動かして何でも作ってみるという姿勢で研究に取り組んでいます。ミーティングでの定例報告では指導教員から多面的なアドバイスを受けて次の研究課題に繋げます。学生同士の質疑応答も活発に行い,他者の研究テーマにも興味と理解を深めています。

この研究室では,電気系の設計製作(電気・電子回路等),機械系の設計製作(CADデザイン,3Dプリンタ,資材加工等),数値シミュレーション,プログラム作成など多様な技術を修得することができます。

ものづくりを実践できるといえば大変聞こえがよいですが,成果として見えない部分の(ムダではない)試行錯誤をたくさん体験しなければなりません。どうすれば目標を達成することができるのか,そのためにはどのような過程(筋道)を経なければならないのかを学び,工学者として活躍するための技量を培いながら,人間的にも大きく成長もできるよう指導しています。

研究室Q&A

グループではどのような研究の進め方をしますか?

「ミーティング」「ゼミ(輪読)」を基本として研究を進めています。

グループミーティングでは,グループ全体に現状を報告し質疑応答を行います。複数の報告があり,様々な観点での意見交換がなされます。プレゼンテーション力を身につける場でもあります。

個別ミーティング(1on1)では,実験や解析の結果について指導教員と1対1で話し合います。濃密に議論するなかで研究の進捗状況や方向性を確認することができます。

ゼミ(輪読)では,インプット面で,各分野の専門書や学術論文についての勉強(座学)を行います。また,実験装置,測定機器,各種ソフトウェアなどの使用法を学びます。アウトプット面で,プレゼン資料や学術論文の作り方についても学びます。これらを通じて研究をスムーズにすすめるための知識・技術を習得します。

※これらの実施方法は,学生と指導教員の話し合いで決めており,半年に一度,実施方法自体を検証しています。

自分の研究テーマはどのように決められますか?

研究室に配属されたのち,予め指定されたテーマ(15テーマ程度)の中で希望調査を行います。この希望調査に基づいて,1人原則1テーマが決まり,同時に研究室内でどのグループに属するかが決まります。基本的には,こちらから指定したテーマに沿って研究をすすめることになりますが,新しく実施してみたいというテーマがある場合には,相談の上,新規テーマとして立ち上げることもあります。

就職と大学院進学で迷っているのですが・・・

就職か進学か・・・一概にどちらがよいということはいえません。ただ,迷っている状態がいつまでも続くというのはよくないと思いますので,どうぞ気兼ねなく相談しに来てください(まずは助言教員制度を利用してください)。

どんな授業科目を勉強すればよいですか?

本コースの授業科目は,当然全て重要ですが,特に関係が深いのは以下の科目になります。

<電気・機械系>
力学,電磁気学,電気回路,アナログ電子回路,ディジタル電子回路,電気機器工学,パワーエレクトロニクス,電力応用工学,電気電子設計

<通信・制御・計測系>
電磁波工学,信号処理工学,システム制御工学,電気電子計測工学,センサ工学

<数学系>
微分積分,線形代数,電気数学,微分方程式,ベクトル解析

<プログラミング系>
計算機工学,数値解析・プログラミング

<本コースに無い科目>
磁気工学,機械力学,材料力学,メカトロニクス,etc.

その他にもいろんな勉強が必要です。研究に関連すれば,学問領域を問わず知りたい一心で勉強すべきです。

コアタイムやノルマはありますか?

研究生活では自主性を重んじています。したがって厳密なコアタイムはありません。ノルマも特にありません。ただし,卒業・修了が見込まれるに値する研究生活を送ることが最低条件です。
自由であるということは,自立・自律しなければならないということです。「毎日,大学に来て何らかの進展を得る」とか「目標を設定し,スケジュール管理する」とか「〇〇学会で発表,○○に論文投稿」とか・・・4年生,大学院生にもなれば,やるのが当たり前です。
※定期的に学会カレンダーを配信しています。
※夏季休暇を8月,9月の間で,2週間程度とるよう指導しています。

自分の机はありますか?

はい,一人一台机があります。また,個人用のPCも一人一台あります。
学生室内,実験室は冷暖房完備です。

アルバイトは可能ですか?

アルバイトはもちろん可能です。ただし大学生(大学院生)として研究生活を送ることが主体です。スケジュールを管理し,やるべきことはしっかりやりましょう。

スケジュールを作るために,先々の予定を知ることはできますか?

グループ学生には,学内外の予定や指導教員のスケジュールがわかるように,Webカレンダーを準備しています。また,学会カレンダーを別途メールで配信しています。これらの予定は,ミーティング時にも学生に通知しています。

研究室は見学できますか?

もちろん可能です。在室時にはできる限り対応します。

B4, M1, M2の声

  • 本研究室は、実験での使用物を自身の手によって作ることがあります。
    そのため、もの作りを通して実験をしているんだなぁという実感が湧いてきます。
    もの作りが好きな方には合った研究室だと思います。(B4)
  • 3年生の皆さん、希望の研究室はお決まりですか?
    研究室と聞くと大変なイメージがありますが、私たちの研究室はアルバイトやサークルを続ける人、休みをもらってふらっと旅に出たりなど比較的自由度が高いと思います。
    もちろん研究で忙しくなる時期もありますが、何事にも見通しをもって生活することで楽しいキャンパスライフが過ごせることでしょう。研究など詳しい話が聞きたい人はいつでも研究室へどうぞ!(B4)
  • この研究室では、シミュレーションやシステム制御など頭を使うだけでなく、電気回路や実験装置の設計製作など実際にものづくりも行います。これによって多様な技術を学び、充実した研究生活が送れると思います。
    大変な研究室のように思うかもしれませんが、実際は自分のペースに合わせて研究ができ、わからない事があってもフレンドリーな先輩方に気軽に聞けるため、全く心配することはありませんよ。(B4)
  • 研究生活は生徒の自主性に任せられています。よって計画をしっかり立てないと後々苦労することになります。自分の時間の使い方を今一度考えなおす機会になるのではないでしょうか。(B4)
  • 本グループでは電磁力を応用した研究テーマが多くあります。電磁気は大好きという人もそうでない人も一度遊びに来てください!おもわず実験したくなってしまうような装置がたくさんありますよ。(M)
  • 私たちの研究は制御を体験でき,非常に楽しい研究内容だと思います。
    手作りで装置を作るのでものづくりが好きな人にはもってこいだと思います。制御を「体感」してみたい方はぜひ研究室にお越しください。(M)
  • 本グループでは磁気浮上に関する研究を多く扱っています。これは字の如く「磁力を用いて物体を浮かす」技術の事ですが,その研究に使用する装置は自分たちで作らなければなりません。多少苦労するとは思いますが,実際に物が浮いた瞬間はきっと感動すると思います。本当に浮くの?と思った方もそうでない方もぜひ一度研究室に遊びに来て下さい。(M)
  • 留学生の私は配属する前,言葉の壁を多少感じているため,不安がいっぱいありました。でも,今,感謝の気持ちが胸に湧いています。先生も先輩たちも同級生も,みんなよく気遣ってくれて、丁寧に話してくれます。専門の勉強だけではなく,日常生活にもいろいろな面倒を見てもらっています。賑やかな雰囲気の中で,留学生活を楽しんでいます。エネ変に入って,グループのみんなと出会って,本当によかったと思います。もっと,ガンバリたいです。。。(B4)

主な就職先

製造業(自動車,電機・情報機器など),電力会社が多く,情報通信,運輸などにも就職しています。研究テーマに合致した就職先を選択する人もいますが,電力,電機,回路設計,制御,プログラムなど多岐に亘る内容が研究テーマに含まれていますので,自分の趣向に合う就職先を選択することができると思います。