AES Q&A
学生諸君へ B4, M1, M2の声 企業,一般の皆様へ
【学生諸君へ】
○ グループではどのような研究の進め方をしますか?
- 「個別ミーティング」「ゼミ」「輪読」を基本として研究を進めています。
個別ミーティングでは,学生自身で研究の進捗状況や同分野の研究動向を資料としてまとめ,指導教員と1対1で話し合いをします。濃密に議論し研究の方向性を確認することができます。
グループミーティングでは,グループ全体に現状を報告し質疑応答を行います。複数で実施することで,様々な観点での意見交換ができます。プレゼンテーション力を身につける場でもあります。教員が資料を報告することもあります。
ゼミでは,実験装置,測定機器,工作機械,ソフトウェアなどの使用方法を学びながら,研究をスムーズにすすめるための知識・技術を習得します。専門書の勉強(座学)を行うこともあります。
※これらの実施方法は,学生と教員の話し合いで決めており,半年に一度,実施方法自体を検証しています。
- 研究室に配属されたのち,予め指定されたテーマ(15テーマ程度)の中で希望調査を行います。この希望調査に基づいて,1人原則1テーマが決まり,同時に研究室内でどのグループに属するかが決まります。基本的には,こちらから指定したテーマに沿って研究をすすめることになりますが,どうしても新しく実施してみたいというテーマがある場合には,相談の上,新規テーマとして立ち上げることもあります。
- 就職か進学か・・・一概にどちらがよいということはいえません。ただ,迷っている状態がいつまでも続くというのはよくないと思いますので,どうぞ気兼ねなく相談しに来てください(まずは助言教員制度を利用してください)。
- 製造業(自動車,電機・情報機器メーカーなど),電力会社が多く,情報通信,運輸などにも就職しています。研究テーマに合致した就職先を選択する人もいますが,電力,電機,回路設計,制御,プログラムなど多岐に亘る内容が研究テーマに含まれていますので,自分の趣向に合う就職先を選択することができると思います。
- 本学科の授業科目は,当然全て重要ですが,特に関係が深いのは以下の科目になります。
<電気・機械系>
力学,電磁気学,電気回路,アナログ電子回路,ディジタル電子回路,電気機器工学,パワーエレクトロニクス,電力応用工学,電気電子設計
<通信・制御・計測系>
電磁波工学,信号処理工学,システム制御工学,電気電子計測工学,センサ工学
<数学系>
微分積分,線形代数,電気数学,微分方程式,ベクトル解析,複素解析
<プログラミング系>
計算機工学,数値解析・プログラミング
<本学科に無い科目>
磁気工学,機械力学,材料力学,メカトロニクス,感性工学,etc.
その他にもいろんな勉強が必要です。興味深い分野であれば,学問領域を問わず,枠にとらわれないで勉強すべきです。いつ何時,どんな観点から研究することになるかわかりません。
- 研究生活では自主性を重んじています。したがって厳密なコアタイムはありません。ノルマも特にありません。ただし,卒業・修了が見込まれるに値する研究生活を送ることが必要最低条件です。
自由であるということは,自立・自律しなければならない状況にさらされているということです。明文化するのも情けないのですが,「毎日,大学に来て何らかの進展を得る」とか「目標を設定し,スケジュール表を作る」とか「年数回,学外で発表する」とか・・・4年生,大学院生にもなれば,やるのが当たり前です。どうぞ自己管理力を身につけて研究を遂行してください。
※唐突に学会発表をお願いすることがないように,定期的に学会カレンダーを配信しています。
※夏季休暇を8月,9月の間で,(土日祝を含め)2週間とるよう指導しています。
- アルバイトはもちろん可能ですが,何のために大学生(大学院生)として研究生活を送るのかを十分に理解し,有意義な日々を送って下さい。
- グループの学生には,さまざまな予定や先生が不在となる日時などがわかるように,Webカレンダーを準備しています。また,学会カレンダーを別途メールで配信しています。これらの予定は,ミーティング時にも学生に通知しています。
- もちろん可能です。在室時にはできる限り対応します。
- ■ 本研究室は、実験での使用物を自身の手によって作ることがあります。
そのため、もの作りを通して実験をしているんだなぁという実感が湧いてきます。
もの作りが好きな方には合った研究室だと思います。(B4)
- ■ 3年生の皆さん、希望の研究室はお決まりですか?
研究室と聞くと大変なイメージがありますが、私たちの研究室はアルバイトやサークルを続ける人、休みをもらってふらっと旅に出たりなど比較的自由度が高いと思います。
もちろん研究で忙しくなる時期もありますが、何事にも見通しをもって生活することで楽しいキャンパスライフが過ごせることでしょう。 研究など詳しい話が聞きたい人はいつでも研究室へどうぞ!(B4)
- ■ この研究室では、シミュレーションやシステム制御など頭を使うだけでなく、電気回路や実験装置の設計製作など実際にものづくりも行います。これによって多様な技術を学び、充実した研究生活が送れると思います。
大変な研究室のように思うかもしれませんが、実際は自分のペースに合わせて研究ができ、わからない事があってもフレンドリーな先輩方に気軽に聞けるため、全く心配することはありませんよ。(B4)
- ■ 研究生活は生徒の自主性に任せられています。よって計画をしっかり立てないと後々苦労することになります。自分の時間の使い方を今一度考えなおす機会になるのではないでしょうか。(B4)
- ■ 本グループでは電磁力を応用した研究テーマが多くあります。電磁気は大好きという人もそうでない人も一度遊びに来てください!おもわず実験したくなってしまうような装置がたくさんありますよ。(M)
- ■ 私たちの研究は制御を体験でき,非常に楽しい研究内容だと思います。
手作りで装置を作るのでものづくりが好きな人にはもってこいだと思います。制御を「体感」してみたい方はぜひ研究室にお越しください。(M)
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本グループでは磁気浮上に関する研究を多く扱っています。これは字の如く「磁気力を用いて物体を浮かす」技術の事ですが,その研究に使用する装置は自分たちで作らなければなりません。多少苦労するとは思いますが,実際に物が浮いた瞬間はきっと感動すると思います。本当に浮くの?と思った方もそうでない方もぜひ一度研究室に遊びに来て下さい。(M)
- ■
留学生の私は配属する前,言葉の壁を多少感じているため,不安がいっぱいありました。
でも,今,感謝の気持ちが胸に湧いています。先生も先輩たちも同級生も,みんなよく気遣ってくれて、丁寧に話してくれます。専門の勉強だけではなく,日常生活にもいろいろな面倒を見てもらっています。賑やかな雰囲気の中で,留学生活を楽しんでいます。エネ変に入って,グループのみんなと出会って,本当によかったと思います。もっと,ガンバリたいです。。。(B4)
当ホームページならびに研究内容に興味をお持ち頂き有り難うございます。
○ 技術相談をお願いしたい。
- 本学の産学連携推進センターにご連絡頂ければ幸いです。また,直接,当方までメールにてご連絡頂くことも可能です。後日,日程調整の上,技術相談の場を設け,具体的な話し合いとなります。
- 私どもは産学共同研究を推進しております。
手続きとしましては,ご面倒をおかけしますが,まず産学連携推進センターにご連絡ください。その後,技術相談,実現性の検討,資金面等の検討を行いまして,共同研究の締結へと進むことになります。
- 本研究室は,大学院理工学教育部博士課程新エネルギー科学専攻 に属します。一般・社会人・外国人留学生のいずれも,4月もしくは10月に入学することができます。詳しい情報は,富山大学入試情報でご確認下さい。